佐野晶『怪物』読んだ。うーんこれは………嫌な話……これはどう解釈すればいいんだろう……絶対的な悪は大翔一派と依里の親父だけで親も教師もこれはなんとも……でもこれではっきりしたのは物事を多角的に見ようが一面的に見ようがいじめと虐待は悪だということだな。いや待ってください事情があるんですは通用しないということ。いい加減誰が誰を何を好きでもいいよっていう時代になりたいですよね。その結果どんどん個人主義が進むのかも知れないけどさ。人の好きなものと育児に口出すのやめようほんと。男が好きでも女が好きでも両方好きでも何食わせてもどこで産もうといいじゃんお前に関係ないって。という感じでいじめと虐待にひたすら腹立つ小説でした。映画観に行かなくてよかったけど汚い映画好きとしてはちょこっと気になる。主役の子ふたりの顔がきれいすぎるなあ。
『名探偵のままでいて』読んで思ったこと1個書くの忘れてた。恨みを恨みのまま持ち続けて復讐するよりも自分の意思の力で昇華させるほうが気高いってことになるの何でなんだろう。私は前の前の職場で意地悪してきたおばはんらのこと今でも全然死んでくれと思っている。この世でいちばん不幸になってくれと思ってるしそう思い続けることが自分の身を貶めることだとも思わない。難しいですね。
